BPA LIVE Vol.78 REPORT を お伝えいたします。
テーマ : これからの暗号資産(仮想通貨)とコミュニティビジネス
日本の伝統 × 情報技術で新しい国造りを
《 プレゼンテーター 》 株式会社MJC 代表取締役, BPA仮想通貨研究会会長 – 中山 照章 氏
《 ゲスト 》 東京大学大学院客員教授, 松田政策研究所代表 – 松田 学 氏
開催日時 : 2019年 2月 21日 午後 7時
開催場所 : 上野 東京文化会館
3月15日、日本政府は、仮想通貨交換業者の規制を強化する資金決済法や金融商品取引法などの改正案を閣議決定し、国会に提出しました。
仮想通貨の呼称を「暗号資産」に変更することも盛り込んだものとなっています。
「仮想通貨」という言葉は、日本独自に使用されており、世界標準では、「暗号通貨」「暗号資産」と呼ばれています。
本年の BPA LIVE のスタートは、この「暗号資産」決済プラットフォームを起点とした
エコシステム事業のスタートアップ「MJC(Module Join Coin)」の CEO を務める
中山照章氏から、暗号資産・ブロックチェーンについてご教授いただきました。
本来のブロックチェーンは、技術に信用をおいた、金融でもない、投機でもない、未来の価値交換システムでありますが、
日本での、仮想通貨ブームは、その本来の意味を忘れ、祭り的な盛り上がりにあるように感じます。
技術基盤の難しい内容については、より専門的な学習が必須となるため、
今回、暗号資産で、何ができて、社会や世界に、どのような変化が起きるのか、を
確かめたいと、参加された方が多かったようですが、より基礎的な知識を学ぶ、初歩的な点からのアプローチが足りなかったように思いました。
第2部では、元財務官僚の松田学氏に、お話を伺いました。
松田氏は、『サイバーセキュリティと仮想通貨が日本を救う』
『米中 知られざる「仮想通貨」戦争の内幕』を出版されたばかりです。
暗号資産やサイバーセキュリティについて、国家としての取り組みを含め、忌憚のないお話をいただきました。
中山氏と松田氏のトークショーでは、専門家のお二人ならではの内輪的な内容もありつつ、日本という国家のこれからについて、非常に興味深い話をお聞かせいただきました。
質疑応答でも、素人的な初歩的な質問にも、誠実にお答えいただき、BPA仮想通貨研究会としても、基礎的な知識の学びからスタートし、より深い学習を行っていかねばという思いを強くいたしました。
次代のビジネスプロデューサーに向けた 【ビジネスプロデューサー のための 本日の課題】 でも、暗号資産について、情報発信を行っていきたいと思います。
ぜひ、チェックしてみてください。
日本国民は、どこか、大きな声(マスコミ誘導)に流されるきらいがあります。
「ゆとり」と称される世代の教育の不備を言う人が多くおられますが、
「ゆとり」教育という言葉は、文科省が指定した名称ではなく、詰め込み教育による子どもたちの疲弊を減らすために、
子どもを家庭に戻し、家庭教育の重要性や親子の愛情・ふれあい、学校の集団生活ではできない独自の学びの時間を作るための政策でした。
ところが、塾などの商業主義にあおられ、「ゆとり教育による学力低下」というプロパガンダが、逆に、塾通いの低年齢化を促進してしまったという失敗を招きました。
国が、日本国民の愚かさを見抜けなかった失敗といえますが、暗号資産を仮想通貨と呼ばせる「何か」について、
ビジネスプロデューサーたちには、疑問と、深い思索の時間をもっていただきたいと思います。
ビジネスプロデューサーを目指される方には、あらゆる事象を、自らのこととして善きも悪しきも貪欲に吸収していただきたいと願います。
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